どーも、チャイナリーマンです。
中国で資材バイヤーをやっていて良い思うことを説明します。
中国に駐在してすでに5年以上が経過。
最近は政治がらみのこともあって、日系企業の中国離れが進んでいますね。そんな中国ですが、長年中国で資材バイヤー業務に携わっている中で、日本以上に良いなと思う点もたくさんあります。
そこで本記事では、
中国で資材バイヤーをやっていて、日本よりも中国の方が優れているなと感じる点を3つ紹介します。
目次
何事もスピードがめちゃめちゃ早い
一番に感じる良い点は、仕事のスピードが異常に早いこと。
取引先とのやり取りが早い
取引先とのやり取りが異常に早い。日本とは比較にならないレベルで。
なぜかというと、中国では取引先とのやり取りに会社メール以外にウィーチャットを用いているから。ちなみにウィーチャットとは中国版LINEのこと。
SNSで仕事をすることはセキュリティ面ではよろしくないが、そこを突っ込んでいたら中国でビジネスはできません。
私の部下たちも、取引先とのやり取りはスマホ7割・パソコンメール3割くらいのイメージです。
もちろん証跡を残さなければならない時は会社メール。
それ以外のことは基本スマホで確認しています。それは取引先の営業マンも同じ。中国人みんな、仕事のやり取りにはウィーチャットを用いているのでとんでもないスピードで情報交換がされます。
取引先から何かの情報を得たい時や確認をしたいとき、部下に頼むとものの1、2分で回答が返ってきます。
感覚的には「お世話になっております。〇〇会社のチャイナリーマンです。」とメールを打っている間には、取引先から回答が来るくらいのスピード。
このスピード感は日本では絶対に味わえません。
仕事のアウトプットが早い
例えば資料作成を頼んだ時。
日本人は内容に加えて見た目や形にまでこだわるところがある。
一方、中国人は見た目ではなく求められている内容があれば良いと考えているところがあります。
管理している立場としては、なかなか部下からのアウトプットがないといった困りごとは全くありません。体裁は気にせず、アウトプット優先してくれます。
そのためテンポ良く仕事を進めることができます。
人情があるので困っている時はみんなで助けてくれる
中国は人情を大事にする文化があります。
人と人との繋がりを重要視し、一度信用した相手は家族同様大事にします。
それは仕事でも同じ。
一度関係が深まると、相手が取引先の営業マンでもあったとしても、対等で友達のような関係になります。
もし私が困っていると、中国人同僚はすぐに声をかけてくれます。その人でも対応できるようなことなら、「私がやるよ」と言って仕事を引き受けてくれたりすることも。
あるいは急な前倒し納品が必要になった時、取引先から「チャイナリーマンさんが困っているなら、徹夜で生産して何とかするよ」と声を出してくれることも。
人情を大事にする文化で何度助けられたことだか。みんな親切です。
効率重視でオンオフがはっきりしている
中国人の働き方は日本人と比べて効率重視。
さらに仕事のオンオフがはっきりしていると感じます。
基本的に仕事を行うのは定時内のみ。一番びっくりすることは、終業チャイムが鳴るとみんな一目散に帰宅します。日本のように席でだらだらと過ごすことはありません。
日本の場合、やるべきことが終わっていなければ残業。あるいは上司から求められた以上のアウトプットを出したい。このような考え方を持っている人が多い。
しかし、中国人は時間外まで仕事をしたり、決められたこと以上に気を回して仕事をしたりするのは損という考え方。中国人は非常に効率を重視します。
そんな影響で私も日本にいた時よりメリハリを大事にするように。
いかに定時内で仕事をこなすか、残業ありきで仕事を進めないようにと毎日考えています。
結果的には、昔のようにだらだらと仕事をしていた時よりも、生産性向上につながりました。仕事の質もスピードも向上したなと感じています。
まとめ
中国で資材バイヤーを務める中で、日本よりも優れていると感じる点を3つ紹介しました。
- スピードが早い
- 人情がある
- 効率重視とオンオフの明確な区別
中国に駐在して感じる良い点。これらは日本には負けない点かなと思います。
ではまた。