どーも、チャイナリーマンです。
今、エヌビディアの株価急騰がものすごいことになってますね。
日本株価が史上最高値を更新したの要因の一つともいわれてます。
そんな中、製造業の調達・資材部門は
リスクヘッジをしておくべきです。
どんなリスクがあるかって?
半導体部品の供給不足が発生するかもしれません。
半導体部品が納品されないと大変ですよね。
生産ラインが止まってしまうなんてことは、
調達・資材部門が一番やってはいけないこと。
エヌビディアは、
生成AI向け半導体を作っています。
私の会社では、AI向け半導体の購入はありません。
しかし今のエヌビディアの勢いが理由で、
他の半導体部品が購入できなくなるかもしれません。
そんなリスクがある中、
自社への半導体供給を止めないために
今実際に私がやっていることを2つ教えます。
- TSMCで作られている半導体を把握
- 代替えできる部品を作っておく
- まとめ
目次
TSMCで作られている半導体を把握
自社で購入している半導体部品の中で、
TSMCで作られている半導体をリスト化しておきましょう。
理由は、自社への供給問題に発展するリスクが
潜んでいるから。
供給に対するリスクヘッジは、
調達・資材部門にとっては超重要です。
エヌビディアの半導体製造は
自社では行っておらず
全て委託製造です。
そこで登場するのが、
半導体製造の最大手TSMC。
エヌビディアの製品のほとんどが
TSMCで作られています。
TSMCの生産も
もちろん儲かるビジネスを優先する。
そんな中で自社向けの半導体は
生産優先順位を下げられる可能性も十分あり得ます。
最悪の場合は、
作ってもらえないことも。
そのため今から供給リスクがある部品を
知っておくべきです。
自社で購入している半導体部品のうち、
TSMCで作られているものを調べておきましょう。
代替えできる部品を作っておく
供給リスクがある半導体部品が
分かったら次にやるべきこと。
代替えできる部品を作っておきましょう。
半導体部品は、
一般市販品が多く存在します。
私の会社で購入している半導体も
大半が一般市販品です。
一般市販品だと、
同じ仕様の部品が
いろんなメーカーで販売されてます。
同じ仕様でメーカー違いの部品でも、
自社製品で採用できるように
供給問題になる前から準備をしておくべきです。
万が一、部品が納品されない時に
代替え部品の入手をすることで
自社の生産ラインストップを回避できるようになります。
まとめ
エヌビディアの株価急騰が日本株価にも影響を与える中、
製造業の調達・資材部門は半導体部品の
供給不足に備える必要があります。
エヌビディアの成功により、
他の半導体部品の購入が困難になる可能性がある。
リスクヘッジのため、
TSMCで作られている半導体を把握する。
リスク部品に対しては代替品の準備をする。
この2つをやっておくことが非常に重要。
これにより、供給不足による生産ラインの停止を回避できます。
調達・資材部門の供給リスク管理を強化しましょう。
ではまた。