どーも、チャイナリーマンです。
海外駐在をしてみたい・興味がある、資材・調達の方は必見です。
製造業でもグローバル化が当たり前となっている今、
海外がメイン生産現場となっているメーカーも多い。
そのため資材・調達部門でも、海外駐在のチャンスがかなりあります。
ちなみに現在の私は中国へ駐在中。
20代から駐在開始しましたが、既に5年以上が経過しました。
そこで本記事では、私の経験をもとに
資材・調達部門の海外駐在で得られるメリットをまとめました。
海外駐在に悩んでいる方や興味ある方は
是非この記事をチェックしてみてください。
目次
問題解決を通じた自己成長
海外の生産現場では、
日本では経験できないような問題がたくさん発生します。
私自身も中国駐在で以下のようなことを経験。
- 急に取引先が倒産してしまう
- 取引先でストライキが発生して部品調達がストップ
- 丁寧に育成していた若手が急にやめてしまう
- コロナによるロックダウンで部材が入らない
- 言葉の壁で指示が的確に伝わらない
これはほんの一部です。
逆境が人を成長させるとも言いますよね。
問題に直面すると心身ともに大変ですが、
問題を乗り越えることで成長を実感できます。
こんなことは日本では絶対経験できない。
大きな問題解決して部材が無事に納品されたときは
とてつもない喜びを実感。
日本にいたときでは味わったことのない喜びです。
海外工場ならではの経験です。
取引先からいろんな情報を入手できる
一担当ではなく管理職レベルで駐在すると
いろんな取引先の営業とも会話する機会があります。
- 今の経済情勢や外部環境
- 取引先が扱う業界の市況
- 他の取引先の動向(場合によっては競合メーカー)
いろんな情報を入手することができます。
時には会食に誘われることも。
会食の際には、昼間の面談よりもさらに深い話ができることもあります。
政治のことや、その国の文化・歴史について。
外国人と会話する時には、日本のことも質問されます。
そのため私も日本の歴史や文化、経済を調べます。
自国のことを以外と知らないなと思うことも。
とても勉強になります。
自分で学んだり他人から教わったりすることで、
教養が身に付く。
教養が身に着くと人生がより豊かになります。
若いうちからでもマネジメント経験を積める
これは資材・調達部門に限らずですが、
海外駐在では日本の時よりも上の役職で行くことが多いです。
会社によっては、若いうちでも現地の管理職レベルで働くことに。
そのため現地では、
- 仕事のマネジメント
- 人事評価
- 組織運営
- 現地スタッフの育成
と多岐にわたる経験ができます。
日本と違って、異なる価値観や文化を持った人が部下になる。
そのためマネジメントの難しさもあります。
しかし海外でのマネジメント経験は、
日本以上に能力向上が期待できます。
日本ではそれなりの年齢にならないとできないことを
海外に行くことですぐに経験できる。
これは海外駐在の醍醐味です。
まとめ
海外駐在を希望または興味がある
資材・調達部門の方々にとって、
海外駐在は大きなチャンス。
海外駐在は、困難な状況や課題が多いですが、
その中で得られる経験や成長は計り知れません。
資材・調達部門の方々にとって、
海外駐在は自己成長やキャリアアップに
大きく貢献することが期待されます。
ではまた。